学んだこと実装したこと

モチベーション維持のための備忘録

Jupyter+Firefox+XKeymacs

JupyterをEmacsキーバインドで使いたかったから環境構築した。

XKeymacs

XKeymacsはWindowsEmacsキーバインドを使うためのツール。
ja.osdn.net
ソフトウェアごとに有効or無効やどのコマンドを使うか(使わないか)設定できるので、使い勝手がいい*1
…が、去年Windows10で使おうとしたら、画面の大きさが小さすぎて必要な部分が表示されなかった。
少し調べたけどすごい労力をかけてまではいいやということで諦めていた。


最近、Jupyterを使い始めたためブラウザでEmacsキーバインドを使いたくなったので、何とかならないか再度調べた。*2
そしたら一瞬で解決した。
どうも最近(2018年4月)にアップデートがあって、Windows10でも使えるようになったらしい。
これは渡りに船ということで、以前のは消して新しいのを入れた。
ついでにスタートアップに設定しておいた。
xkeymacs + Windows10 – Life is Real.
Windows10 起動時にアプリを自動起動 - スタートアップに登録 - PC設定のカルマ


Firefox: Jupyter用ブラウザ(エディタ?)

既定のブラウザはChromeだけど、普段のWebブラウジングEmacsキーバインドを使いたくなることはあまりない。
Vimiumが入っているというのもあるし、文字を打つことがそんなに多いわけじゃないのもある*3


なので、FirefoxをJupyter用のブラウザとして入れることにした。
ただし、規定のブラウザはChromeのままにしたかったので、Jupyterの設定を変える。
以下を参考にして、パスだけ自分の環境に合わせた。
Windows環境でのJupyter Notebookのブラウザ指定*4


キーバインドの設定

Emacsキーバインドを使いたいのはFirefoxだけなので、標準は無効にしてFirefoxだけ独自の設定を使用する。
どのコマンドを採用するか細かく設定できるので、自分好みに設定する。
Window7では保存をEmacsのコマンドにしていたら、Ctrl+Xを押したときにXKeymacsの設定が切れてしまう現象(バグ?)があった。
そのためCtrl+Xを使うコマンドはすべて無効にしている。
保存はCtrl+Sでいいし、それ以外にはそもそもあまり使わないのでなくても困ってない。
Ctrl+FがEmacsのコマンドで埋まっているので、検索ができないのがたまーに不便に思うが、保存するたびにXKeymacsのプロパティ画面を開く方がよっぽど不便なので我慢。


確認作業

Jupyterを立ち上げてみたら、ちゃんとEmacsキーバインドが有効になっていた。
これでJupyterでの開発が加速される…はず。
ちなみにこの記事もFirefoxで書いているので、Emacsキーバインドが使えている。らくちん。

*1:細かい実装は知らないけど、いわゆるOSを汚す系の何かだと思うので、嫌いな人は嫌いそう

*2:EmacsでJupyterをやろうという気にはならなかった。GUIならではの扱いやすさや見栄えとかが損なわれる気がしたし。

*3:筋金入りのEmacs好きには怒られそうだが、使いやすいものを使えばいいじゃんと思っている。

*4:以前はQiitaの記事を埋め込めた気がするが、うまくいかなくなってしまった。なんでだろ?